涙
私は、rahleが学校なんかで嫌なことあったとか、友達にされたことが悲しかったとか。
そういう話は一通り聞いて、それはアドバイスしかしてあげられないから自力でなんとかなるよう言うんだけど。
ホント些細なことで、相手もキズつけるつもりもなくて、でもキズついた方はやり場がなくて。
そんな時は決まって、ギュッて抱きしめてこう言う。
『それは悲しかったね。でも、傷ついたことのある人は優しくなれるから、rahleはもっと優しく、強くなれるからね?大丈夫。どうにもならない時は私がついてる。大丈夫だからね。』
したら泣きながらうなずく。
rahleは優しく育ってる。
私は時々その片鱗を見る。
いつだったか、ひどく母と喧嘩した。
これを期に縁を切る。
せいせいする。
そんな風に言われて。
まぁ母も売り言葉に買い言葉だったんだけど。
ベッドでしくしく泣きながら
「私はいらん子なんやわ…」
なんて呟いてたのをrahleが聞いちゃって。
ぎゅって抱きしめて、泣きながら
「ママはいらん子なんかじゃないよ…大切な大切なママよ」
と言ってくれた。
あぁ…この子は人の痛みのわかる子に育ってる。
そう感じた。
子供に慰められるなんて、ヘタレ親もイイトコロですが。
人は完全じゃないことも知って欲しい。
だから努力するんだ。
許せるんだ。
矛盾したものを認めあえるんだ。
心を鍛えよう。
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